新しい年を迎え、3学期も始まりましたが、
今日、当塾の卒業生が うれしい報告を持ってやって来てくれました。
高校1年生の彼が、何を持ってやって来たのかをお話しする前に、
彼が初めて当塾に入室した時のことをお話ししましょう。
中学3年生になったばかりの春、彼はお母様に連れられてやってき
ました。入口を入って来た彼は…
医者は、必ず、患者が入口から入ってくる姿を見てから、診察する
という話を何かの本で読んだことがありますが、
私も、ドアを開けて入ってくる子どもたちの顔を必ず見るように
心がけています。
私は医者でもなく、子どもたちも患者ではなく元気そのものですが、
子どもは 入口から入ってきた その瞬間に心を出しているからです。
学校や、家庭で嫌なことがあったときは必ずと言っていいほど、素直に
顔に出しています。彼の場合も 面白いほどはっきりと出ていました。
「勉強嫌い~」と!
「中学3年生になってから塾に来ても無理なんじゃないか」と、半ば諦め
ている様子もありました。
平均点10~20点の成績に、すっかり自信を失っていました。
そんな彼を、時には心を鬼にして叱り、そして励ましながら受験勉強の
サポートをさせてもらいました。
結果!無理だと思われていた府立高校に見事合格!
これも、ご本人のとてつもない頑張りと、ご家族のご協力があったからこそ
成し得たことだと思っています。
そのような彼が、今日、成績通知表を持って ニコニコしながらドアーを
開けて入ってきました。
「先生 見て~」
その成績表には、クラス順位8位!と書かれていました。
1学期も頑張っていましたが、2学期は更に成績がアップしていました。
通知表の先生のコメント欄には、「頼りにしています。」と書かれていました。
ただただ 「嬉しかった~」ヽ(^o^)丿
「当教室のドアーを開けて入ってきた人は、皆 ご縁のある人です。
ご縁のあった全ての生徒が、いつまでも幸せであること」
これからも、お役に立てるように頑張っていきます!
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